ニュースレター 2021.12.01
ハワイはいつものように太陽がキラキラ輝き、青い空に緑のヤシの木々がそよぐ穏やかな日々が続いています。感謝祭の朝の英字新聞、スター・アドバタイザーには翌日のブラック・フライデーの宣伝が沢山掲載されていました。例年よりは少なめですが、それでも手に取った時の厚さが充分にあり、コロナの影響を受けながらも経済活動が回復してゆく萌が見えました。新聞の厚さが幸せの象徴のようにも感じられた朝でした。アラモアナ・ショッピング・センターに15メートルもある大きなサンタクロースが今年もマスクをして飾られ、ホリデーシーズンが始まりました。
まだ日本からの観光客は殆どいない状態ですが、アメリカ本土からの観光客でワイキキは賑やかです。今月から$377ミリオンをかけたダニエル・K・イノウエ国際空港のレンタカー会社用の新施設がオープンしました。5階建てで、広さは約35,000㎡で4,500台の車を収納できます。既存の駐車場に隣接しエアポートのロビーから直接アクセスできるので、レンタカー会社のシャトルバスに乗る必要が無くなり大変便利になりました。
また、ワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ホテルの敷地内に新しいホテル、仮名称「AMBタワー」が建設されるプランが発表されました。36階建て515室でアラモアナ・ブルバードに面し、既存のグランド・ワイキキアンとカリア・タワーに隣接します。このプロジェクトが完成すると、このホテルは約90,000㎡の敷地に8棟、3,948室のホテルとタイムシェアからなる巨大なリゾート施設になります。
不動産の話題としては、アラモアナとカカアコ地区の新築コンドミニアム、アズール・アラモアナ、ザ・セントラル・アラモアナ、アアリイなどが次々と完成し登記が完了しています。また、スカイ・アラモアナは完売されました。ワードビレッジの開発業者、ハワードヒューズ社はカカアコ地区に10番目となるカラエ・ワード・ビレッジ、330室のレジデンスタワーの建築計画を発表しました。場所は旧ワード・ウェアハウス・ショッピング施設があった西端のアラモアナ・ブルバードとワード・アベニューの角です。
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