ハワイ ホノルル ホテルコンドミニアム特集
ホテルコンドミニアムとは？
お部屋を30日未満（日割り）で貸し出しが可能な物件。オーナー（所有者）はホテル運用から収入を得る事ができ、そのホテル収入を得る事で物件の維持費（ビル管理費、固定資産税、保険など）の支払いに充てる事ができます。
そしてホテルコンドミニアム最大の利点は、オーナーがお部屋を利用したい時に宿泊できる事です。通常のコンドミニアムですと最低貸し出し期間は30日以上と州法で定められており、さらにビルによって6ヶ月以上の賃貸契約でないと貸し出しできないため、一般的に長期貸し（半年以上の賃貸契約）をテナントと結びます。したがって、オーナーは自分の使いたい時に気軽にお部屋を利用する事が難しいのです。
- ホテル収入が得られる
- オーナーはお部屋に宿泊できる
上記の2点がホテルコンドミニアムの最大の魅力となっております。
ホテルコンドミニアムに関するFAQは以下のリンクよりご確認頂けます。
https://www.hawaiianjoy.com/faq/
主要ホテルコンドミニアム
ホノルル市内の人気主要ホテルコンドミニアムをご紹介します。ハワイには1500以上のコンドミニアム組合が存在しますが、ホノルルの優良ホテルコンドミニアムは8件のみとなっております。収入配分、ホテルオペレーター（運営会社）、提供されているサービスは各物件によって異なります。
①ワイキキ・サンセット
ワイキキを滞在先として選ぶ観光客に大変人気なホテルコンドです。手軽な値段で宿泊できるうえ、お部屋にフルキッチンが備わっているので稼働率は良好です。各階に洗濯機/乾燥機のコインランドリーがあり、長期滞在者にも好まれる物件。5階のデッキにはプール、テニスコート、BBQグリルとミニコンビニがあります。ビーチまで歩いて約5分、本格イタリアンをカジュアルに楽しめる“アランチーノ・ディ・マーレ”など人気のお店が徒歩圏内にあるという立地にも恵まれた物件です。パーキングも権利に付いていますが、指定の場所に停めるのではなく、空いている場所に停める“セルフパーキング”となっております。
ホテルオペレーターは長年に渡ってホテルコンド運営の実績がある“アクア・アストン社”ですので安心して任せる事ができます。ホテルからの収入配分は、先ず客室売上が一旦勘定口座にプールされ、お部屋の稼働率に関係なく配分されます。配分率は1979年の売却価格に基づいて行われます。
弊社のお勧めのお部屋は30階以上の部屋末尾番号が『02、08、10、12号室』です。理由は30階の海側はお部屋からの景色が綺麗で、売買時の流動性が非常に高い為となっています。
ワイキキサンセットのフロアプラン
ワイキキサンセットの外観
②ワイキキ・バニアン
ワイキキサンセットの近くに建っており、類似コンドミニアムとして良く比較される物件です。同様のコンドミニアムよりビル管理費が比較的安いのが特徴です。各階に洗濯機/乾燥機のコインランドリーがあり、長期滞在するにも便利です。6階のデッキにはプール、ジャグジー、テニスコートがあり、1階にコンビニとコーヒーショップもあります。ワイキキサンセット同様パーキングの権利は物件に付いておりますが、空いているスペースに停める“セルフパーキング”です。
メインのホテルオペレーターはワイキキサンセット同様“アクア・アストン社”で、ロビーにはフロントデスクがあります。ホテルからの収入配分は、先ず客室売上が一旦勘定口座にプールされ、お部屋の稼働率に関係なく配分されます。配分率は1979年の売却価格に基づいて行われます。アクア・アストン社の他にも数社がバケーションレンタルのサービスを提供しています。
ワイキキバニアンは2棟のタワーで成り立っており、特にタワー１の30階以上の部屋末尾番号が『01、07、09、11、13号室』がとても人気となっています。
ワイキキバニアンのフロアプラン
ワイキキバニアンの外観
③イリカイ
ヒルトン・ハワイアンビレッジのラグーンの横にはアラワイボートハーバーがあり、そのマリーナ沿いに建っています。アメリカで有名なドラマHawaii Five-Oのオリジナルシリーズの撮影拠点であった事もあり、アメリカ国内においての知名度は群を抜いて高い物件です。ハワイ不動産の優良物件の③重要要素は
①お部屋からの景色 ②物件の知名度の高さ ③ビルのメンテナンスがきちんと行われている事
と言われておりイリカイは全てをクリアしています。各階に洗濯機/乾燥機のコインランドリーがあり、ロビー階にはプール、サンデッキ、カフェ、そしてコンビニがあります。トップフロアには地中海料理を専門とする“ぺスカ・ワイキキ”がオープンしています。車のパーキングはワイキキバニアンやサンセットの様に権利に付いておらず、滞在の際は有料のバレーパーキングサービスを利用できます。
バケーションレンタルの運用を提供しているオペレーターは数社ありますが、ロビーのフロントデスクは“アクア・アストン社”が入っています。アクア・アストン社が運用しているお部屋は階数で分かれており、2階と22階～25階のお部屋を運用しています。アクア・アストン社からの収入は実際にホテルゲストがお部屋に宿泊した売り上げから払われます。（バニアンとサンセットと違う配分方法です。）
その他の階でバケーションレンタル運営をしているオペレーターは主に“ワイキキビーチレンタル社”と“マリーナハワイバケーション社”です。
各フロアの先端（44、43、10、09、26、25号室）は2ベッドタイプ。
ワンルームタイプで一番好ましいお部屋は部屋末尾番号が『41、39、37、35、33、31号室』です。その次に人気なのは『04、06、08号室』です。『14、16、18、20、22号室』はヒルトンのラグーンが見えるお部屋となっています。
イリカイのフロアプラン
イリカイの外観
④ワイキキビーチ・タワー
ワイキキビーチの目の前という好立地に建っており、周辺の美味しいレストランも歩いて行けるとても便利な場所にある物件です。お部屋は全室2ベッドタイプという間取りのため、ファミリー層に根強い人気があります。景色が綺麗で、立地が良い優良物件です。各階には4部屋しかなく、又エレベーターがエヴァ側とダイヤモンドヘッド側のお部屋で分かれているためプライベート感が高いホテルコンドです。ロビー、プールデッキ、お部屋の中もリフォーム済みのため、以前の古い印象から明るくて今のトレンドにのったデザインとなっています。室内に洗濯/乾燥機が完備されています。パーキングは物件の権利に付いており、ご自身で停める事もできますし、バレーパーキングを利用する事もできます。
ホテルオペレーターは“アクア・アストン社”ですので安心です。ホテルからの収入配分は先ず客室売上が一旦勘定口座にプールされ、お部屋の稼働率に関係なく配分されます。配分率は分譲時に定められたシェアパーセンテージに基づいて行われます。
お勧めのお部屋は25階以上である事、その中でも30階以上の部屋末尾番号『01と02号室』が圧倒的に人気があります。
ワイキキビーチタワーのフロアプラン
ワイキキビーチタワーの外観
⑤カライワイキキビーチ（旧トランプタワーワイキキ）
ホノルルで初めてホテルのフルサービスを提供する事を実現したホテルコンドであり、唯一の五つ星ホテルコンドです。お部屋の清掃サービス、ルームサービス、車のバレーパーキング、更にはコンシェルジュがお勧めのレストラン紹介や、ツアー、食事の予約を手配するサービスも提供しています。ロビー階にはシーフードを提供している“Wai’olu Ocean Cuisine”と“In Yo Café（朝食のみ）”があり、徒歩圏内に沢山のグルメなレストランやお買い物を楽しむ事ができます。1階のコンシェルジュでビーチセットを借り、そのままワイキキビーチまで歩いて行くことができます。間取りが1ベッドタイプ以上のお部屋になりますと室内に洗濯/乾燥機が付いています。（ワンルームタイプには洗濯/乾燥機がありません。）パーキングは物件の権利に付いていませんが、空きがあれば滞在中のオーナーは無料でバレーパーキングを利用できます。（但しバレースタッフへのチップは含まれておりません。）
ホテルのオペレーターは“ヒルトン”が行い、収入は実際にホテルゲストがお部屋に宿泊した売り上げから払われます。（バニアンとサンセットと違う配分方法です。）
お勧めのお部屋はフォートデルーシー公園を向いている部屋末尾番号が奇数のお部屋です。
カライワイキキビーチの外観
⑥ザ・リッツカールトン・ワイキキ
ホノルルで一番新しいホテルコンドであり、2つのタワーで構成されています。最初にオープンしましたタワー１（エヴァタワー）はワンルーム、1ベッドタイプ～3ベッドタイプまで豊富なフロアプランがあります。タワー２（ダイヤモンドヘッドタワー）はワンルーム～3ベッドタイプで構成されていますが、比較的にワンルームと1ベッドタイプが多いタワーです。またカライワイキキビーチと同じようにホテルのフルサービスを提供しています。お部屋の清掃サービス、ルームサービス、車のバレーパーキングに、コンシェルジュがお食事やツアーの予約手配をしてくれます。ロビー階には“すし匠”、イタリアンレストランの“Quiora”と、フレンチレストランの“La Vie”があり、グラウンドフロアには“Dean & Deluca”とコンビニがあります。洗濯/乾燥機とウォシュレットは全室に完備されています。パーキングは物件の権利に付いていませんが、空きがあれば滞在中のオーナーは無料でバレーパーキングを利用できます。（但しバレースタッフへのチップは含まれておりません。）
ホテルのオペレーターはマリオット傘下の“リッツカールトン”が行い、収入はホテルゲストが実際にお部屋に宿泊した売り上げから払われます。（バニアンとサンセットと違う配分方法です。）
お部屋はなるべく高層階の物件がお勧めです。
ザ・リッツカールトン・ワイキキの外観
⑦ワイキキ・ショア
1960年に建てられ、ホノルル唯一のビーチフロントのホテルコンドです。ワイキキビーチに物件を所有できるとても希少な建物です。お部屋の運営は“キャッスルリゾーツホテルズ社”と“アウトリガー社”の2社がメインで行っています。グラウンドフロアには商業スペースが幾つかあり、ワイキキのカラカウア通りまで行かなくてもお買い物ができます。2022年に所有者の決議でロビーとグラウンドフロアの商業スペースを全面改装する事が決まり、現在改装工事が進行しています。パーキングは物件の権利に付いているお部屋もあれば、付いていないお部屋もあります。
ワイキキ・ショアの外観
⑧パシフィック・モナーク
ワイキキの中心地に位置し、ビーチと周辺のレストランまで徒歩圏内でアクセスできる短期滞在に人気なホテルコンドです。屋上にプール、BBQグリルなどのレクリエーションスペースがあり、日当たりはとても良好です。3階にコインランドリーがあります。パーキングは物件の権利に付いていないお部屋が多いです。
ホテルのオペレーターは“スプリングボード・ホスピタリティ社”が行っており、収入は実際にホテルゲストがお部屋に宿泊した売り上げから払われます。
お部屋はなるべく高層階の部屋末尾番号『01、02、03、04、05、08号室』がお勧めです。
特別枠：アイランド・コロニー
ワイキキの中心地にありながら30万ドルからご購入できる優良物件です。高層階のお部屋からはコオラウ山脈、またはダイヤモンドヘッドと海が眺められ、ワンルームでも広いベランダがあります。角部屋の4部屋は1ベッドタイプ、その他のお部屋はワンルームとなっています。6階のデッキにはプール、ジャグジー、BBQグリル、コンビニとコインランドリーがあり、1階にはホテルオペレーターの“アクア・アストン社”のフロントデスクとローカルに人気の飲食店Forty Ninerの2号店が出店しています。付近には“インターナショナル・マーケット・プレイス”と、“ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター”があります。パーキングは物件の権利に付いていませんが、有料で借りることもできます。
アイランドコロニーでは長期賃貸されているオーナーもおりますが、日割り貸しするのには“アイランドコロニー・パートナーズ社”という会社から許可が必要です。そしてアイランドコロニー・パートナーズ社のホテルレンタルプログラムと契約される場合、お部屋の収入配分は個別の稼働に関係なく、一旦ホテル収入をプールしてから各参加者に配分されます。なお、アイランドコロニー・パートナーズ社のプログラムに参加しているオーナーはお部屋を無料で宿泊できる日数は年間で14日間となっており、それ以上の宿泊はディスカウントされた宿泊料金で滞在する事ができます。
アイランドロニーではなるべく高層階のお部屋がお勧めです。
アイランド・コロニーの外観
追記：ホテルコンドミニアムを購入し、ホテル運用しない事も可能です。この場合、固定資産税のカテゴリーを“ホテル率”から“住居率”に申請・変更する事によって大幅に固定資産税を下げる事ができます。