ニュースレター 2019.05.01
春のお祭りイースターでは、あちらこちらでエッグハントが行われました。私の住んでいるコンドミニアムの庭でも早朝から子供達の為にカラフルに色付けした沢山の卵を芝生や塀やテーブルの下に隠して準備をしていました。四季折々の行事に呼んでくれる地元ファミリーのパーティーでも、やはり庭でエッグハントをしていました。子供達にエッグハントをさせないとイースターとは言えないという感じです。籠を持ってエッグハントをする子供達はとても微笑ましくて可愛いですが、準備をする大人達も楽しんでいて春をウェルカムしている感じです。
さて、カメハメハ・スクールと言うとハワイアン達の学校というイメージが強いですが、ハワイで1番の地主でもあります。新聞の見出しは“カメハメハ・スクール、住宅開発を始める”というタイトルで、内容はオアフ島に8,000件以上の住宅を建てる予定との事です。既にカカアコ地区のダウンタウン寄りと、ウォーターフロント地区に1,400件の住居を建てる計画がありますが、初めてカパラマカイ地区の開発が発表されました。105エーカーの土地に4,000から5,000の住居を建てる計画です。この地区は、今建設中の高架鉄道の駅の近くでもあり、カパラマ運河をはさんだホノルルコミュニティーカレッジが近くにある場所です。その他モイリイリ地区、ハワイ大学近くの6.5エーカーの敷地に学生寮と商業施設やホテルを建設予定だそうです。
カパラマカイの開発はまだこれからですが、すでに開発の真っ只中にあるのがアラモアナ地区です。“アラモアナ近くの需要はスカイハイ”との書き出しで“SKY ALA MOANA”のプロジェクトの販売状況が発表されました。4月1日からセールスオフィスが開き、建物は43階建ての2棟です。1棟は300室のホテルユニットと、84室の所得制限付きの居住者用特別枠のユニット。そして、もう1棟は195ユニットの一般(そのうち152ユニットは販売済み)と195ユニットの居住者専用ユニットです。既に442の申込書を受け取ったとの事です。その他この地区では、“AZURE ALA MOANA”というプロジェクトもあり、330ユニットのうち240は販売済みで、既に工事が開始されました。そして、“THE CENTRAL ALA MOANA”というプロジェクトは512ユニットのうち460ユニットが既に販売済みです。この地区の4番目のプロジェクト“HAWAII CITY PLAZA”は147ユニットのプロジェクトで、こちらはまだ販売は始まっておりません。価格帯は$656,000~$1,2ミリオンです。
今年のスーパーゴールデンウィークをハワイで過ごす人が多く、エコノミークラスの航空券が50万円もしたとの事です。ハワイが人気の理由の一つは、今年のギャラップ社の世論調査による健康と幸福度の統計でハワイが一番になった事からでも伺えます。仕事、社交性、財政面、地域社会、健康度で満足の人が多いとの事です。これからも南国の楽園、ハワイに沢山の人が訪れて欲しいと思います。
5月1日から年号が「令和」に変わり、上皇陛下の譲位等の様子は中継でハワイでも放映されていました。またハワイのあちらこちらで新年号をお祝いする催しが開催されて、お祝いムード一色でした。弊社はお蔭様で5月8日で41周年を迎えます。昭和、平成、そして令和の3つの時代にかけてお仕事をさせて頂ける事に心より感謝申し上げます。そして、新しい令和は日本国民一人一人がより一層の幸せを感じる時代になって欲しいと心から願っています。
深山 ツヤ子