ニュースレター 2016.02.01
お客様各位
1月下旬、日本から降雪のニュースが届く中、ハワイでは相変わらずの暖かい空の下、海水浴や散歩を楽しむ日本からの観光客で賑やかです。日が昇るのも早くなり四季の無いハワイでも春の季節を感じられるようになりました。ハワイではとても珍しく、1月下旬から2月20日頃までの間、東の空に日が昇る45分前から肉眼で水星、金星、土星、火星、木星と5つの星が同時に一つの線上に並んで見えます。スマートフォンを空にかざすと星座が見えるアプリがあるので、それを通して5つの星を見ていると遠い古代人になったような気分になり夢の世界にいるようです。
さて、賑やかな話題といえばアラモアナセンター西側の拡張改修工事が順調に進められ予定通り3月11日にノードストロームデパートが新しい場所に移転する予定で広さは約17,298平米です。オフィシャルではありませんが現在のノードストロームの場所にはターゲットが入居するかも知れないとの情報。同じ敷地内の海側に建設中のコンドミニアム、パークレーンは既に75%が販売されました。平均価格が約500万ドルの物件です。世界中の富豪がハワイに集まって来ます。
コンドミニアムやバケーションレンタルで休暇を過ごす人も多くなってきました。特に最近はインターネットで自分のユニットをバケーションレンタルで貸す人が多くなっています。ハワイでは180日未満のレンタルの場合はレンタル収入に対して一般消費者税の他に9.25%のTransient Accommodation Tax (通称ホテル税) を支払わなくてはなりませんが、ネットでレンタルしている人のほとんどはホテル税を支払わないので、ホノルル市は今その規制に乗り出しています。広告にホテル税のライセンス番号を明記しないといけなくなりました。1度目の罰金は1日につき$500、2度目の罰金は$1,000、それ以降は$5,000だそうです。またハワイ居住者のオーナーで無い場合は広告に地元の連絡先を掲載しなくてはなりません。ホノルル市によるとそれでも数が多くて取締りが難しいとの事です。
ハワイのホテル稼働率は79.1%そしてホテル宿泊費はアメリカでニューヨークにつぎ、2番目に高くて、平均が1泊$243.44です。ホテルの数が約2万室不足しているという現状から、しばらくはバケーションレンタルの人気は続きそうです。
バケーションレンタルと同じように今人気があるのはホテルコンドです。ホテルコンドで5つ星のトランプタワーワイキキはホテルとしての収入が良いです。その実績があったお陰でリッツカールトンワイキキ
のウエストタワーは完売され、現在各お部屋の最終点検 (パンチリスト) が行われている最中です。2月一杯で全てのお部屋の登記が完了する予定で、実際にホテルとして稼動するのはゴールデンウィークからです。イーストタワーはまだ販売していますので御興味がある方はぜひ御連絡ください。
ワイキキのカピオラニ公園側からダイヤモンドヘッドあたりの海は魚の成長を保護する為に、隔年ごとに釣りが禁止されていますが、2016年は釣りをしても良い年です。この海は良くお魚が釣れるとの事です。一度ローカルの人からここで採ったという新鮮な甘エビを沢山いただきました。また今年もご相伴に預かれることが出来たらと期待しています。1月末の週末、家族でマウイ島に鯨ウォッチングに出かけました。運良く、大きな鯨が船の側2メートル位に来てくれて、大きな尻尾を見せてくれました。ハワイの海の素晴らしさに感激しました。皆様にもぜひこの感動を味わって頂きたいと思いました。暖かく雄大な海と鯨を見に、ぜひハワイにお越し下さい。楽しみにお待ちしております。
深山 ツヤ子