ハワイ不動産ミニFAQ – ホテルコンドミニアムの固定資産税について
ホテルコンドミニアムの固定資産税は“ホテル&リゾート”というカテゴリーになっている事が多く、“住居”と比べて高額です。ホテルコンドミニアムを購入され、お部屋を「日割り」で運用する場合には“ホテル&リゾート”のカテゴリーを変更できませんが、お部屋を「貸し出ししない」場合にはカテゴリーを“住居”に申請する事は可能です。ホノルル市が変更を認めれば固定資産税が下げる事ができます。どのくらい下がるかは以下をご参照ください。
2023年7月1日~2024年6月30日の固定資産税の税率は、
(カテゴリーと$1,000の評価額に対しての固定資産税の税率)
1)住居(Residential):$3.50
2)住居A(Residential A)ティア1 – 最初の$1,000,000までの評価額:$4.00
3)住居A(Residential A)ティア2 – 評価額$1,000,000を超えた額:$11.40
4)ホテル&リゾート(Hotel & Resort):$13.90
住居Aの定義は、住居不動産で$1,000,000以上の評価があり、居住控除がない物件になります。
・仮に評価額$600,000の住居物件(Residential)ですと、年間の固定資産税は$2,100になります。
・仮に評価額$1,200,000の住居物件(Residential A)ですと、年間の固定資産税は$4,000(最初の$1Mに対して)+$2,280($1Mを超えた額)=$6,280になります。
・仮に評価額$1,200,000のホテルコンド(Hotel & Resort)ですと、年間の固定資産税は$16,680になります。
よってホテルコンドを購入し、お部屋を「日割り」で運用しない場合は必ずカテゴリーの変更申請を行ってください。不動産エージェントがその手続きをお手伝いする事が可能です。