ニュースレター 2009.05.01

お客様各位

   ハワイの気候は常夏の島ですから一年中通して余り季節の差はありませんが、4月~10月は夏季(ハワイ語でKAU)、11月~3月は冬季(HOOILO)です。アロハシャツ、Tシャツスタイルで快適に過ごせる素晴らしい所です。いまでも男性はアロハシャツを着ますが女性のムームー姿は不思議に見かけなくなりました。

   今年は3月末までは肌寒い日が続きましたが4月後半になって暑くなりました。花も咲き始めています。カピオラニ公園のシャワーツリーの花はまだですが、公園のダイヤモンドヘッド側に毎年3月末から一足早く咲くピンクシャワーツリーは4月は満開でした。日本の桜より美しいです。プールの水も温かくなり、自宅のプールで身体を鍛える季節になりました。プールの中で身体を鍛えるとゴルフの飛距離も伸びます。

   ハワイは米本土と違い金融問題はありませんが、一昨年からの観光客の減少で景気が悪くなりハワイ不動産に影響を与えています。ホノルル市内の抵当流れは少ないですが、他島の抵当流れはあります。物件のオーナーは米本土の西海岸からです。

   例年ですと700万人の観光客が訪れますが今年は620万人と予測されています。この数字ですと観光客に依存しているビジネス(店舗、レストランなど)は厳しいです。景気の悪さはオアフ島より他島に大きな影響を与えています。良いニュースはハワイ州観光庁からの発表で観光客が来年から増加するという予測です。米本土と日本からのウエディング関係が期待されています。

   ハワイ不動産は今年が底値です。夏過ぎから徐々に回復して行くと銀行筋は予測しています。オバマ大統領の刺激策の効果が出れば早く回復します。ハワイ不動産の鍵は1. 観光客の増加、2. 米本土からの買手の増加、3. ローカルの自宅取得の増加です。ハワイエコノミストのポール・ブリーベカー氏はハワイの経済はSlowly but surely(ゆっくりと、しかし確実に)回復しているとデータで説明しています。回復の兆しは株価の上昇、原油価格の値下がり、そして観光とハワイ不動産の回復です。

   今回の不景気は、以前2回のバブル後と違い、住宅ローン金利(5%前後)が低くなっています。アメリカ人には喜ばしい金利です。以前のバブル後の住宅金利は12%~18%でした。ハワイ州民にとっては、自宅物件を価格及び住宅金利の面で割安に取得出来る時期です。投資物件の動きは鈍いですが自宅取得をアメリカ政府は支援していますから明るいニュースです。日本人にとっては、円高(私が不動産業を始めた時の為替は$1=¥360)で買手市場ですから優良物件が割安で取得出来る最高のタイミングです。

   6月10日帝国ホテル東京、11日帝国ホテル大阪でハワイ不動産セミナーを行ないます。ハワイ不動産の基本・全般、優良物件取得方法、管理、売却、税法、ビザ取得です。テーマは「ハワイ生活を楽しみながら資産を増やす」です。申し込みはwww.hawaiianjoy.comまたはwww.hiwaikiki.com をご覧下さい。会場で皆様をお待ちしております。

深山 誠二